常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Hall of Fame

フットボールのかつての名選手の一人が、お亡くなりになられたそうです。

Hall of Fame DE Deacon Jones dead at 74

David "Deacon" Jones, the original sackmaster, has died, the Washington Redskins announced early Tuesday morning.

The Hall of Fame defensive end credited with terming the word sack for how he knocked down quarterbacks, was 74. The Washington Redskins said that Jones died of natural causes at his home in Southern California on Monday night.

http://www.usatoday.com/story/sports/nfl/2013/06/04/hall-of-fame-de-deacon-jones-dead-at-74/2387285/

今回はHall of Fameという表現に注目してみたいと思います。これは、「〔スポーツなどの専門分野で優秀な成績を残した〕偉人」(英辞郎 on the WEB)という様な意味になります。しかし、文字の見たまんまの通り、the Hall of Fame「栄誉殿堂(ニューヨーク市にある偉人の功績をたたえる記念館)」(『ウィズダム英和辞典 第二版』三省堂)という意味もあるそうです。Hallと書くぐらいですから、元々は「栄誉殿堂」という意味でそこから派生したのが「偉人」という意味かもしれませんね。
英英でも調べてみると、"a group of individuals in a particular category (as a sport) who have been selected as particularly illustrious "(Merriam-Webster Dictionary)と定義されています。

防具も発達していない様な頃から、身体を痛めつつも競技の発展に貢献されてきた方が亡くなるのは悲しいですね。(Astroriver)