常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

row (over)

Teachers 'preparing for fresh strikes in spring term'

Schools face being brought to a standstill as teachers prepare for a fresh wave of strike action in an ongoing row over pay and pensions, it emerged today.

http://www.telegraph.co.uk/education/educationnews/9781087/Teachers-preparing-for-fresh-strikes-in-spring-term.html

本日取り上げる表現はrow (over)です。早速辞書で調べてみると、自動詞で「{人と/・・・のことで}けんかする、口論する」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)と記載されています。また、他動詞では、「*1<人>を{・・・のことで}とがめる」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)と定義されています。

また、rowにも様々な意味が存在します。第一義で思い浮かぶのは「列」という意味ですが、その他にも、可算名詞で「(時になぐり合いの){人との/・・・間の}騒々しいけんか;<<quarrelよりも口語的>>騒々しい議論」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)という意味があります。一方、不可算名詞では「騒動、<>騒音」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)という定義も存在します。どれも併せて覚えておこうと思います。

それにしましても、教職員の方々もストライキをすることがある、ということに驚愕しました。子供達の教育が疎かにならないためにも、できるだけ早く政府と和解し、このような事態が再び発生しないことを願ってやみません。(Shou-VR*)

*1:略式