奥原先生最終講義 #3
Minnesotaくん,EnDoughくんに続き,遅ればせながら奥原先生の最終講義のスナップをお届けします。英語に魅せられ,James Joyceに魂を奪われた「英語名人」が生田キャンパスから旅立っていかれます。
ご一緒させていただき,10年。その間,ひょうひょうとしたお姿の奥にご自身の英語への思い,アイルランドへの敬愛の念を感じることが何度もありました。あの英語の巨星 斉藤秀三郎は「間違って仙台に生まれました。実はロンドンの真ん中 で生れるはずだったのですが」と述べたと伝えられていますが,奥原先生もひょっとしたらダブリンで生を受けられたかったのでは。
「Finnegans Wakeを,生きている間には最後まで行けそうにないので,退官後は最終章から読んでみる」と講義の最後にポツリと語られたのが印象に強く残りました。お別れを告げるにはまだ月日がありますので,できるだけお話をする機会を作ろうと思います。(UG)
教室は教え子たちで一杯!
先生のご略歴。ちなみにバンジョーはプロ。Bluegrassはアイルランドにつながるのでしょうね。
Finnegans Wakeの冒頭。ちなみに私もこれで大いなる挫折を経験しました。
これが読めるようになるには...人生をもう3度くらい繰り返さないと無理でしょう。
おなじみの花束贈呈。ゼミの卒業生から。