常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

rip-off

ヘッドラインから表現を拾います。電話会社HMRCのサービスが不評のようです。

The great HMRC telephone rip-off: Revenue's failure to answer the phone costs taxpayers £136m a year

http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/the-great-hmrc-telephone-ripoff-revenues-failure-to-answer-the-phone-costs-taxpayers-136m-a-year-8422934.html

LDOCEではrip-offの形で、"something that is unreasonably expensive"と記載されていました。また、Oxford Online Dictionaryもrip-offの形で、"a fraud or swindle, especially something that is grossly overpriced"と書かれています。
一方、(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)でrip-offを辞書で引くと見当たらず、細かい違いになってしまうのですが、代わりに、ハイフンが使用されていないrip offの形で、「<<略式>><人>に法外な値段をふっかける;・・・をだます」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)と定義されています。

このように、辞書によって表記方法がわずかながらも異なる場合があることを知り、勉強になりました。一つの辞書だけを引くのではなく、様々な辞書を引く癖を、なるべく習慣化していきたいと思います。(Shou-VR*)