常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

専修大学教育学会第60回大会の感想(Minnesota)

本日(11/23/2012)、専修大学神田キャンパスで開催された専修大学教育学会第60回大会に参加させていただきました。
いきなり祝賀会の話で恐縮ですが、とある2人の素敵な先生とお話する機会に恵まれました。まず一人は兵庫県の中学校で教鞭をとられているK先生です。K先生は午前の研究発表で「いじめと向き合う」をテーマに発表なさっていました。実際に起こった例(一世代前のいじめと今のいじめの違い等)をオブラートに包んで提示し、その対応例を事細かに話して下さりました。教育現場でいじめを根絶する以上に、起こってしまったいじめをどう対処して学級運営を行うのかが大切であるようです。
もう一人は東京都の「心のノート」事例作成委員のS先生です。昨年の教育学会において研究発表をしてくださった先生です。実は、私は中・高と一度も道徳の授業を受けたことがなかったため、アドヴァイスを頂きたかったのです。「道徳」といいますと、私は崇高なものを思い浮かべます。しかし、生徒の人格の完成に影響を与える事例は、実は身近なところにあったりします。例をあげると、昨年の大震災であったり、スポーツ選手や映画監督が資料になったりします。だからこそ、常にアンテナを張り続ける大切さを感じました。
他にも今日はいろいろな先生方にお声をかけていただく機会がありました。皆さん子どもに対して情熱を持っている方ばかりで、様々な経験をお持ちです。私も、今日出会った先生方に負けない熱意を持ち、日々精進してまいりたい所存です。(Minnesota)