常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

茶番劇

今朝テレビで電力会社の株主総会が行われたというニュースを観ていたら、インタビュアーの「株主総会はどうでしたか?」という質問に株主(shareholder)の方が「あんなの茶番ですよ!」と憤慨していました。
この「茶番劇」は英語でなんて言うのだろうと思い、調べてみました。
まず日本語の意味を確認すると、「ばからしい、底の見え透いたふるまい。」という意味(『広辞苑』)でした。
そして、それに合う英語表現を探すとfarceという単語がありました。(『プログレッシブ和英中辞典、第3版、小学館より)
LDOCEでさらに調べると、"an event or a situation that is very badly organized or does not happen properly, in a way that is silly and unreasonable"とありました。
さらに調べると、"be akin to a low comedy"という表現で「茶番といってよい」(英辞郎on the WEB)もありました。直訳すると「低俗な喜劇と同類である」ですがニュースなどで見る東電の株主のインタビューを聞いているとこれぐらいの表現も使えるのかもしれませんね。(EnDough)