常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

通訳コンテスト感想(b.m.)

12日に行われた通訳コンテストの感想を述べさせていただきます。
自らのパフォーマンスを一言で表すなら「不足」です。

録音しておいた自分の通訳を改めて聞くと,情報を取りこぼしていたり,頭の中で違う解釈をして間違った通訳をしていたりと,多くの反省点に気付きました。
人の話というのは,TOEICや英検のリスニングが1回しか流れないのと同様に,(もう1回言ってもらえますかと尋ねない限りは)1度しか聞くチャンスがないものです。このコンテストでも,もう1度話を聞くということは出来ません。そのため素早い内容理解と適切な語彙の使用が必要でしたが,この英単語はこう訳そうと考えたり,この日本語にはこの単語を使おうと思っているうちに情報を聞き逃していることが多くありました。そして単語に気を取られてしまい,内容把握が不十分になり,文法がメタメタな英語を話していました。
リスニング力の不足,語彙力の不足,文法の学習不足など挙げたら限が無いですが,これらの「不足」により私の通訳はとても胸を張れるようなものではありませんでした。

本日の授業で田邉先生は私達に"back to the basics"と何度も仰いました。基本が出来ていなければ,そこから先へは進めません。上のレベルに進むには,しっかりした土台が必要だと痛感させられました。そしてその土台もそう簡単に出来るものではありません。残りわずかとなってしまった大学生活ですが,そのわずかの中で改めて自分の土台をしっかりさせたいと思いました。

今回講演をして下さったMr.R.C,坂本先生,審査をして下さった横瀬先生,小林先生,田邉先生,コンテストの準備・運営をしてくださったSugiuchiさん,GPさん,他ゼミの皆さん,会場に足を運んでくださった先輩方をはじめとした多くの皆さん,本当にありがとうございました。
そして一緒に勉強してくれたゼミ生のみんな,まだまだ一緒に勉強していきましょう。(ゼミ生 b.m.)