常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

講演会のお知らせ

芸術、文化の秋ですね。専修大の催し物です。(UG)
2011年度文学部英語英米文学科学術講演会
ギャツビーはなぜグレートか ― F・スコット・フィッツジェラルドグレート・ギャツビー』の21世紀的理解へ向けて
2011年10月28日(金)16:35〜18:05
場所:専修大学生田キャンパス 10号館10201教室
講師:信州大学人文学部教授 杉野 健太郎 先生
概要:アメリカ文学の最も有名な作品の一つ F・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』(The Great Gatsby, 1925)は、村上春樹氏の邦訳によって日本でも知られています。また、1974年のロバート・レッドフォード主演の映画『華麗なるギャツビー』でも有名です。本講演では、ギャツビーがなぜ「グレート=偉大」なのか、さらには『グレート・ギャツビー』がなぜグレート(キャノン=偉大な作品)なのかを、音楽や映像も織り交ぜながら考えてみたいと思います。
〈杉野健太郎先生のご著書〉
『映画のなかの社会/社会のなかの映画』(編著書、ミネルヴァ書房、映画学叢書、2011年近刊)
『映画とネイション』(編著書、ミネルヴァ書房、映画学叢書、2010年)
アメリカ文化入門』(編著書、三修社、2010 年)ほか多数。
文献:『グレート・ギャツビー』(村上春樹翻訳ライブラリー)(中央公論新社、2006年)