常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

かながわティーチャーズカレッジ第4回教育学講座 感想(GP)

 昨日,「かながわティーチャーズカレッジ」かながわ教育学講座に参加してきました。第4回のテーマは「授業づくりの基本」と「学び合いのある授業をつくる」です。今回は講義を聞いて考えたこと,感じたことを少し書かせて頂きます。(以下は昨日の流れ)
1. 前半:指導主事の先生による講義(授業づくりの基本)
2. 後半:各自班に分かれて協議(学び合いのある授業をつくる)
 講義は「求められる授業の在り方」「授業づくりを支えるもの」「授業づくりの具体例」「学び合いのある授業」の4つを軸に進められ,教師には授業中にどうすることが求められるのか,また,それらを満たす授業にするためにはどのような(具体的な)方法があるのかなどをお話して頂きました。
 講義の中で,2つのアンケート結果についてのお話がありました。1つは神奈川県立総合教育センターの指導主事の先生方を対象に「授業づくりのポイント」を尋ねるもの。もう1つは小学校・中学校の児童生徒を対象とした「子どもの求める教師のタイプ」に関するものです。ご提示して頂いたのはアンケートの一部ですが,前者は1. 児童・生徒の実態把握(91%) 2 .身につけさせたい力の明確化(47%) 3.教材の本質を捉える(44%)などが挙げられていました。特に興味深かったのは後者です。「教師のタイプ」は色々と想像することが出来ますが,一番多かったのは小・中学校ともに「授業がうまい」という回答でした。
 このアンケート結果を見ても,今は「授業力」が求められていることが分かります。来年の採用試験に向けて,知識を増やしつつ自分の弱い部分を修正していきたいと思いました。(GP)