alive and kicking
今回は,先日田邉先生に教えていただいた表現をご紹介します。
それは田邉先生が旧友にメールを書かれている時のことでした。先生は日本語で俗に言う「元気でやっているか?」という内容のことを書かれていたのですが,その時にalive and kickingという表現を使われていました。
早速この表現を調べてみると,「〈人が〉元気でぴんぴんして」や「〈物・事が〉流行して,人気があって」という意味であることが分かりました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。kickはもちろん「蹴る」という意味の動詞ですが,「〈人が〉元気でいる」や俗語で「わくわくさせる」という意味もあります(同上)。そこから転じてkickingは形容詞で「〈特に音楽が〉生き生きとした,のりのよい」や俗語で「すごい,いかす」という意味になりました。
aliveの原義は「存命中」なので,alive and kickingとするととても躍動感のある表現になります。(Sugiuchi)