throw up
Mail Onlineでは、無責任な母親の記事がありました。なんと妊娠しているにもかかわらず週に5日も飲み歩いているそうです。その中で衝撃的な一言が語られていました。
Holly Piggott, who drinks up to 32 units every week - the recommended number of units for women who aren't pregnant is 14 - says she is worried her friends will think she's 'boring' if she stops going out.
(中略)
'If I throw up I can say it's the baby,' she said.
(中略)
An average weeknight for Holly involves drinking 'only' a WKD alcopop, a glass of wine and maybe half a pint of beer.
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2013874/Holly-Piggott-Pregnant-teen-drinks-32-units-week.html#ixzz1RtsNP0vT
なんとも無責任です。イングランドでは、10代で妊娠する女性が増えていることもありますが、一般的な常識をもって行為に及んでほしいと願います。これは、文中にある強調箇所のthrow upについて考えた時に強く思いました。
辞書でthrow upを確認してみると、『ジーニアス英和辞典』(第4版、大修館書店)では、最初に「(食べたものを)吐く、もどす」とあります。まさか、そんな意味合いで使うと思いもしなかったので、ほかの意味で考えることにしました。イングランドの英語でthrow upは「(問題を)引き起こす、を産み出す」、「(職を)辞す」「(家など)を大急ぎで建てる」とありますので、こちらで考えることにしましたが、しっくりきません。どうやら、本文のthrow upは「吐く」という意味で使っているような気がします。以上を踏まえると「わたしが吐いたら、それは赤ん坊のせいよ。」のような意味になると思われます。
本文中のalcopopとはOxford Guide to British and American Cultureによると “a type of sweet alcoholic drink usually sold in small bottles. Alcopops have been criticized in Britain because they are attractive to children”とあります。本文の女性も、甘いお酒に誘惑されたのでしょう。(Othello)