常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

yada yada yada

子どもはどのようにことばを習得していくのでしょう。さいしょは「泣く」という行為で感情を表出させ,その後に喃語を話して,どんどんことばを覚えていきます。そして駄々をこねるまでに成長していくのです。子どもは駄々をこねる際に「やだやだやだ」などと言いますよね。実はこれと同じような音を持つ単語が英語には存在するのです(田邉先生に教えていただきました)。
辞書でyada yada yadaと引くと,名詞で「だらだら続くつまらない話,たわごと」,副詞で「…など,等々,うんぬん」などという意味になります(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。ちなみにこれはアメリカの口語で,少し古い表現です。いまでは,bla bla blaという表現がよく使われますね。
田邉先生は昔よく英和・和英・英英辞典だけでなく,オノマトペ辞典なども読破されたとのことです。自分も「辞書を読む」ことを毎日少しずつ続けていきたいです。(Sugiuchi)