常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

strangle, wound, and crucify Heal The Worldより

今回はマイケル・ジャクソンMichael Jackson)の「ヒール・ザ・ワールド」(原題 Heal The World)から英語表現を拾いたいと思います。題名の通り,この曲は世界が平和になることを願って作られました。以下はその歌詞の一部抜粋です。

Then why do we keep strangling life

Wound this earth, crucify its soul

まずstrangleですが意味は「…を絞め殺す,窒息させる,<成長・発展行動など>をはばむ、妨げる」とありました(『ジーニアス英和辞典』 大修館書店,第4版)。
つぎにwoundは「傷」という名詞でよく知られていますが,ここでは動詞で使われています。意味は「(人・身体)を傷つける,(感情・誇りなどを)傷つける」とありました(同上)。
最後にcrucifyは「…を磔にする,十字架にかける,(人)を苦しめる」とありました。
またcrucifyの目的語がsoulということからもキリスト教の色合いがある単語だとわかります。
以上の事から訳は「どうして私たちは命を無駄にし続け,地球をダメにし,その魂さえも苦しめるのだろう?」となると思います。

読むだけでも心に刺さるメッセージも歌詞になると,その意味合いがより一層深くなり人の心を離さないものです。歌で英語表現を覚えるのも良い方法の一つですね。(ゼミ生 To To To)