常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

christen

トヨタ自動車は10日, 米カリフォルニア州燃料電池自動車向けの水素ステーションの稼働を開始したと発表しました。以下はJT Online (05/12/11付け)の記事の一部引用です。

Toyota christens hydrogen station

NEW YORK — Toyota Motor Corp. said Tuesday that it began operating a hydrogen station for fuel-cell vehicles in California as a step toward mass-producing and marketing its leading-edge, eco-friendly car in 2015.

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nb20110512a4.html

今回注目したのはchristenです。記事より「使う」という意味だと推測できますが,確認のため辞書を引いてみると,christenで「〜に洗礼を施す」「〜をキリスト教徒にする)」「〜に名をつける」「〜を初めて使う」という意味があることがわかりました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。また,LDOCEで調べてみたところ,to use something for the first timeと定義されていました。上記のことから,ただ「使う」のではなく「初めて」という意味がプラスされていることが分かります。また補足ですが,christenは発音に注意しなければなりません。発音記号では/krísn/となります。あわせてご確認ください。

設置されたステーションは,遠隔地から水素をパイプラインで供給するのが特徴で,米国初の方式のようです。このことから「〜を初めて使う」という意味を持つchristenはピッタリの単語だと思いました。(ゼミ生 カメ女)