常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

commodity

サッカーアジア杯決勝戦を明日に控えた日本代表に,痛いニュースです。ドルトムント(ドイツ)所属の香川真司選手が、準決勝の韓国戦で右足の中足(right metatarsal)を骨折してしまい戦線離脱してしまいました。彼は今では日本代表になくてはならない存在です。本日のDY(1/28/11)では以下のように香川選手を評価していました。
While he scored and set up the third in an inspiring 3-2 win against the host Qatar in the quarterfinals, Kagawa had struggled to reproduce the form for Japan that ahs made him one of the hottest commodities in Europe.
今回取り上げる単語はcommodityです。「産物」や「製品」という日本語訳で知られていますが,何故上記の文脈でcommodityが使われているのでしょうか。LDOCEによると,commodityにはa useful quality or thingという意味がある事が分かりました。
同じ「産物」という意味を持つ単語にproduct(n)やproduce(n)がありますが,この単語にはcommodityが持つようなニュアンスがありません。なので,上記の英文ではcommodityが使われているのですね。
彼の欠場がチームにどれだけ影響するかわかりませんが,チーム一丸となって戦ってほしいですね。(ゼミ生 persimmon柿生)