常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

神奈川県立国際言語文化アカデミア開所式感想(gacha編)

本日(1/22/11),persimmon柿生君と共に,神奈川県立国際言語文化アカデミアの開所式に参加してきました。式典には,神奈川県知事をはじめ,多くの神奈川県議会関係者,教育関係者の方々が参加され,会場全体を埋め尽くしていました。式典の流れや基調講演の内容につきましては,persimmon柿生君が書いてくれましたので,来賓の方々にお話して頂いた「今後の教員研修の課題とアカデミアの在り方」について少し書かせて頂こうと思います。来賓の先生方が指摘されていた,現行の教員研修の課題は以下の3つです。

1 小学校の外国語教育における教員の指導力向上
2 教員のさらなる学ぶ意欲促進
3 研修の変容
新設の教育関連施設アカデミアには,「外国語に関る教員に対する専門的な教員研修の実施」,「外国籍県民に対する支援の充実化」,「県民の多文化理解を推進」3つの面において活躍が期待されています。その中でも,上記3つの課題には「外国語に関る教員に対する専門的な教員研修の実施」が大きく関係しているのは明らかです。
本日,開所式後にもいくつかの教員研修講座が開講されており,多くの先生方が参加されていました。今後も県内教員の研修会場として,教員のコミュニケーション能力育成を図るために数多くの研修・講座が予定されています。
アカデミアのような会場を利用した研修では,専門的な知識の提供により,教員のレベル向上を目標としています。現在,神奈川県をはじめ,各都道府県では校内研修や学区内合同研修も重要視する傾向にありますが,教員自ら足を運び学ぶ研修も大切なのは確かです。本日は,神奈川県の研修状況に加え,その一部を見学させて頂き,大変良い経験をさせて頂きました。(ゼミ生 gacha)