常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

resurrection

The Japan Times ONLINE(2010年12月10日付)にあった,マハラジャというディスコの復活を伝える記事から表現を紹介します。以下一部引用です。
Resurrection: Women dance on stage Dec. 3 at legendary high-end disco Maharaja, a symbol of the 1980s bubble economy that has reopened in Tokyo's Roppongi district.
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20101210a8.html
バブル時代の象徴ともいえるマハラジャが11月1日六本木に復活しました。それを一言で表したのがresurrectionです。『ジーニアス英和辞典』(第3版,大修館書店)を調べると「1 [the Resurrection]キリストの復活;(最後の審判の日の)万人の復活,2 (生命・希望などの)よみがえり,復活,再生,再流行」とありました。また,LDOCEにもa situation in which something old or forgotten returns or becomes important againとあったので,「待望の復活」という意味合いが強い語であることがわかります。
マハラジャでは当時流行した音楽を流してディスコに通った経験がある30〜40代を中心に集客するそうです。まるで「あのころ」に戻ったかのようなthe resurrection of hope「希望の復活」が感じられるかもしれませんね(『ジーニアス英和辞典』同上)。 (ゼミ生 pear