常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

shelf life

野菜は新鮮なものが一番ですよね。現在では野菜を包装するビニールのパッケージにも改良がされているようです。茨城県のパットラス株式会社が開発したピラミッド型のパッケージは,従来のパッケージよりも野菜の鮮度を保つそうです。以下DY(11/16/10付)の記事から英語表現を拾います。
According to the company, vegetables wrapped in ordinary plastic only stay fresh for two to three days, but Pattruss packaging can nearly double a product’s shelf life.
「棚の人生」とはどういう意味なのか。文脈から判断できますが,確認のため辞書を引いてみると,「(食品・薬品などの)有効保存[賞味]期限」とありました(『ウィズダム英和辞典』三省堂)。なるほど,商品が棚に置かれる期間を,商品の人生と見立てて表現しているのですね。
他にも賞味期限はそのように表現されているのか,和英辞典(『スーパーアンカー英和辞典』学習研究社)では,参考表現として,業者から見た場合にはsell-by dateとなり,消費者から見た場合にはuse-by date となるというのを見つけました。
野菜一つを使い切るにも何日もかかってしまう独り暮らしの学生にとっては,大きな助けになる技術です。(ゼミ生 Cherry-well)
Cf. http://www.tokyo-pack.jp/pavilion/pavilion4.html