常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

squeaky-clean

みなさん,ディズニーチャンネルアイドル,マイリー・サイラスをご存知ですか。彼女は「ハンナ・モンタナ」というドラマで主役を務め,女の子の憧れであり、ロールモデルでもあります。しかし「ハンナ・モンタナ」が終了した今,過激な衣装やパフォーマンスで保護者から非難されることが多くなっています。そんな彼女がドイツのテレビ番組に出演した際の衣装についての記事Style List(2010/11/08付け)が採り上げています。今回はそこから気になった表現を拾います。
Don't try this at home, kids.
Miley Cyrus continued to shed her squeaky-clean "Hannah Montana" look by donning a sheer white "dress" that revealed her underwear on German TV show “Wetten, dass…?”the Daily Mail reports.
http://www.stylelist.com/2010/11/08/miley-cyrus-underwear-sheer-dress/?ncid=txtlnkusstyl00000003
今回注目する表現はsqueaky-cleanです。『オーレックス英和辞典』(旺文社)によるとsqueakyは「金切り声の;きーきー音をたてて」とあり,squeaky-cleanで「 非常に清潔な;(道徳的に)非の打ちどころがない」とありました。ここでは後者の意味があっているでしょう。英字郎on the WEBによると,squeaky-cleanは「キュッキュと音がするほどきれいに洗った,とても[実に,非常に]きれいな[清潔な],ピカピカの,高潔な」とありました。このようなニュアンスから「(道徳的に)非の打ちどころがない」という意味があるのでしょう。
女の子のロールモデルとして人気を得ていただけに,彼女の最近の変化は保護者や大人に衝撃を与えてしまったのかもしれませんね。次はLbow君お願いします。(ゼミ生 yori-money)