常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

足利教研 英語科指導法研究会感想(persimmon柿生編)

私persimmon柿生も昨日(11/4/10),足利市立坂西中学校に同行させていただきました。小山本先輩が全体の流れを書かれているので,私は初めて参加させていただいた研究授業について書かせていただきます。
今回の研究授業は,ALTとのTT(Team Teaching)でした。内容は三人称単数のsをどのようにして習得させるかです。授業はまずALTとの会話から始まりました。その際に三人称単数のsを多く取り入れ,そして生徒の興味を引くような話題で導入を図られていました。そのあとに,Listening活動,Gameとテンポよく授業は進んでいき,終始和やかな雰囲気で50分はあっという間に過ぎていきました。
とても印象的だったことが,授業の流れとALTとの連携です。授業は無理のないinputからoutputという理想的な流れでした。生徒にとっては新出表現を学ぶことは少なからず負担になります。しかし,今回の授業においてはどの生徒もinputの段階で置いていかれるという状況は見受けられませんでした。やはり,授業の導入はとても大切であると痛感しました。また,ALTが多く発言し,音声モデルになっていました。TTにおいてはALTとの連携はとても大事になってきます。先生とALTの発言量と,発言するタイミングのバランスがとても勉強になりました。
今回の研究授業は教師を目指す私にとって,とても貴重な経験となりました。学生の同行の許可を下さった田邉先生,そして足利市の先生方,どうもありがとうございました。(ゼミ生 persimmon柿生)