常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

go way back

明日から始まるプロ野球日本シリーズ。今年の対戦カードは中日ドラゴンズ千葉ロッテマリーンズに決まりました。両チームの指揮官,落合監督(中日)と西村監督(千葉)は現役時代同じチームで切磋琢磨し合った戦友です。本日のasahi.com(10/29/10付)に2人の現役時代のことが掲載されていました。(以下その記事の見出し)
NPB/ Dragons, Marines skippers go way backhttp://www.asahi.com/english/TKY201010280313.html
今回注目する表現はgo way backです。辞書で意味を確認してみると「=go back a long WAY」とありました。go back a long wayを引くと「‹2人(以上)が›(かなり)長い付き合いである,‹活動などが›かなりの歴史がある,‹…を›遡る(to)」とありました(『ウィズダム英和辞典』第2版,三省堂)。因みにLDOCEでも確認してみると,以下の様な説明(例文)がありました。
If people go back a particular length of time, they have known each other for that length of time: Peter and I go back 25 years.| We go back a long way. (We have been friends for a long time.)
似た意味の表現に,受験英語などで一般的に良く知られている“have known him / her /them for〜”という表現がありますが,今回の表現はそのパラフレーズの1つとしてとり上げさせていただきました。(ゼミ生 gacha)