常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

cramp

少し前の記事ではありますが,今日はCNN.com(14/09/10付)の記事から英語表現を拾っていきたいと思います。近年,格安航空機が注目を集めていますね。そんな中,イタリアの機内装飾品製造会社、アビオンテリアーズ(Aviointeriors)が新たな座席を開発し,実用化に向け動き出しているようです。(以下記事より抜粋)
(CNN) -- Cramped in coach? One company is looking at a new way to trim legroom in the cheapest seats.
A space-saving airline seat resembling a saddle went on display Tuesday at the Aircraft Interiors Expo Americas in Long Beach, California.
The SkyRider seat, developed by Italian firm Aviointeriors, would offer airlines a way to squeeze in more passengers by reducing the space between rows of seatbacks to just 23 inches. The seat pitch in most airlines' economy class cabins is 30 to 32 inches.
http://edition.cnn.com/2010/TRAVEL/09/14/skyrider.compact.seats/index.html?iref=allsearch
今回注目した単語はcrampです。名詞だと「(筋肉の)けいれん,ひきつり,こむらがえり」などの意味があります。しかし,本文のcrampedは名詞ではなく形容詞なので,その意味を確認してみると「窮屈な,狭苦しい」と書かれていました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。
アビオンテリアーズ(Aviointeriors)が開発した新座席「スカイライダー(SkyRider)」は座席のスペースが何と23インチ(58.42センチ)とまさに「最狭」。記事によると,3時間以内の飛行なら快適といわれていますが…果たしてどうでしょうか。
ちなみにここでのcoachの意味ですが,以前ブログで取り上げられています。
http://d.hatena.ne.jp/A30/20100711/1278827597
(ゼミ生 gacha)