常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

drizzle

ゼミ生Shoheiです。今日は陸上部の試合を久しぶりに見に行きました。私にとってやはり陸上,特に短距離のリレーはいつ見ても盛り上がるものです。ところがそんな私の気持ちとは裏腹に,試合が進むにつれて天気が悪くなっていき,夕方から雨が降り始めました。静かに降る細かい雨でした。今回はそういった雨を英語でどの様に表現するのか記事にしてみました。
まず,雨が降るという表現はrainですね。では小雨はどうでしょうか。a light rain, a thin rain, a drizzleなどがあります。ここでは,drizzleを詳しく紹介します。
drizzleを辞書で引くと
noun: weather that is a combination of light rain and mist
verb: if it is drizzling, light rain and mist come out of the sky(LDOCE
名:細雨,霧雨,こぬか雨
自動詞:[通例itを主語にして]細雨[霧雨]が降る(+down)(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)
ちなみに『〈試合などが〉(雨で)中止[順延]になる』は,《米》be raind out/《英》be raind offといいます。The competiton I watched was not rained out, but it began drizzling after the competiton. この英文は,今日私が思った事を上記の表現を使って表したものです。
一口に雨と言っても,色々な種類の雨があり,特に日本語は雨の描写が多くあります。はっきりとした四季があり,自然に対する意識が強い日本だからでしょう。英語学習を通して日本語の特徴のある一面も同時に発見する事が出来ました。(ゼミ生Shohei)