常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

新機軸 #1(解答)

pearです。新機軸 #1に挑戦します。
http://d.hatena.ne.jp/A30/20100911/1284181161
電柱:telegraph pole《英》
アメリカ英語ではtelephone poleやutility poleと言います。(『ジーニアス和英辞典』大修館書店)
衝突した:crashed(into,against), struck
さきほどの「電柱」を調べているとtelegraph poleのところに例文としてHis car struck a telegraph pole.(彼の車は電柱にぶつかった)が載っていました。LDOCEではcrashはto have an accident in a car, plane etc by violently hitting something else ,strikeはto hit or fall against the surface of somethingと定義付けられています。ですので,衝突時の激しさを強調したいような時にはcrashを用いるといいでしょう。
刺し傷がある男性:man with stab wound(s)
遺体:body, dead body, corpse
dead bodyでも問題ありませんが,部分訳でなく記事本文とのつながりを考えるとhis bodyで「(彼の)遺体」としてもよいと思います。また,corpseは「(特に人間の)死体」を意味します(『新英和中辞典』第5版,研究社)
〜と確認した:confirmed (that)~
「英辞朗on the WEB」にconfirned dead「確認された死者」という表現があったため,confirmが使えるのではと思いました。
司法解剖:judicial autopsy
autopsyは「検視(解剖)」です(『新英和中辞典』同上)。その前に「司法の」を意味するjudicialを置くことで司法解剖ということができるでしょう。「英辞朗on the WEB」にもこの表現が載っていました。
死因:cause of death
刃物のようなもの:something sharp such as a knife
「刃物のようなもの」を「何かナイフのように尖ったもの(鋭いもの)」と解釈してこの英語表現を選びました.
失血死:death from blood loss
これ以外にも,動詞的に英訳しdied of blood lossとすると「死因は失血死」とまとめることもできます。
捜査本部:an incident room, an investigation team
「英辞朗on the WEB」に「捜査本部」の英訳としてこの2つがありました。前者では場所,後者では携わっている人にそれぞれ着目しています。
設置した:set up
set upは具体的に「〈会・組織・事業などを〉設立する」という意味があります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100911-00000039-jij-soci