常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

お下がり hand-me-down

成長期にある中高生は数年の間に身長や体重,体格が別人のように変化します。そうなると問題になるのが制服です。小さくて着られなくなってしまっても,簡単に買い替えられるものではありません。この対処法として,今日のDY(09/09/10)にあった制服のリサイクルに関する記事から英語表現を拾います。
School uniforms get hand-me-down treatment
Schools and parent-teacher associations across the nation are devising programs to collect and offer hand-me-down school uniforms and gym clothing to students who need them.
http://www.yomiuri.co.jp/dy/national/T100908004001.htm
hand-me-downは文字通り「(衣服の)お下がり;安物の服;使い古し」という意味します(『プログレッシブ英和中辞典』小学館)。また,get treatmentは「扱い,処置,治療などを受ける」という意味で,receive [get, undergo] medical treatment(治療を受ける),get a royal treatment(最高級のもてなしをうける)のように使います(『プログレッシブ英和中辞典』同上 *ただしundergoは手術など困難なこと,悪いことに使われる- UG)。『読売新聞』(09/01/10)の記事では「卒業生の制服『お下がり』」という見出しになっていました。(院生 小山本)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/cnews/20100901-OYT8T00172.htm