常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

カツラザル君

今回はchauvinismの項のソースとなったInside The Minds Of Animalsという記事から,もう一つ英単語を紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/A30/searchdiary?word=chauvinism

A 2008 study by primatologist Frans de Waal and the others at Yerkes National Primate Research Center in Atlanta showed that when capuchin monkeys were offered a choice between two tokens(以下省略)

ここで注目する単語はcapuchin monkeysです。意味は「フサオマキザル,カツラザル」(『オーレックス英和辞典』旺文社)。では,capuchinの意味は一体何でしょうか。カツラザル君の名前の由来を探っていきます。


上の写真から分かる通り,頭のてっぺん(skullcap)が黒いですね。skullcapはフランス語でcapuceです。カツラザルの髪が,まるで頭巾をかぶるフランシスコ修道会士(Franciscan monks)のように見えることから,capuchin monkeyと呼ばれるようになりました。
http://www.animalport.com/animals/Capuchin-Monkeys.html

ちなみにフランシスコ修道会士は1209年にフランチェスコによって創立された修道会に所属する人々を指します。この会は,貧しいキリストの生涯を手本に,その福音を使徒と同様に忠実に生き,ローマ教皇に従順を誓って人々に神への回心を説くことを目的とした団体です。現在は「小さき兄弟会」「同コンベンツァル会」「同カプチン会」の三派に大別されています(YAHOO!JAPAN百科事典)。

動物の名前から,英語を学ぶのもなかなか面白いですね。是非一度お試しあれ。(ゼミ生persimmon柿生)