常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

sub-

こんばんは。実はハーフマラソンとフルマラソンの完走経験があるgachaです。今日はマラソンに関係した用語を1つご紹介したいと思います。以前,テレビを観ていた時,タレントの安田美佐子さんが今年の目標の1つに,“サブ・フォー”を挙げていました。今回はこの“サブ・フォー”について書かせて頂こうと思うのですが,皆さん何の事か分かりますか?
まず英語に直してみますと,上記の「サブ・フォー」は「sub-four-hour」や「sub-four hour」と表記されます。「hour」,「マラソン」とくれば想像出来るかもしれませんが,「sub- four hour」で「4時間以内(で完走)」という意味になります(他にもsub-three hourやトップランナーの間ではsub-ten(2時間10分以内)もあります)。sub-を辞書で引いてみますと,「下」【例:subway】や「副,下位,小」【例:subarea】の他に「以下」という意味がありました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。今回の場合はまさにこの意味がハマりますね。「以下」の意味で使われている単語としては,sub-zero「零[氷点]下の(sub-temperature)」なども載っていました(ちなみにcamel先輩の名前サブローはsub-low(最低?)ではありません)。
紙辞書を見れば一目で分かりますが,このsubが付いた語彙はかなり多く載っています。subの意味を理解した上で,1つ1つ意味を確認して,語彙数を増やしていこうと思います。(ゼミ生 gacha)