常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Persimmon柿生講座#2「latch onto」

ポルトガルがついに目を覚ましました。先日の北朝鮮との試合では7対0の快勝。ようやく本来の力が出てきた気がします。
今回は,その試合を取り上げたTHE DAILY YOMIURI(6/23/10付け)の記事の英語表現を拾っていきます。
North Korea had early chances, but trouble began when Meireles latched onto a clever pass by Tiago and gave Portugal its first goal of the tournament.
ここで注目したいのが,latch onto a clever passという表現。latch ontoをLDOCEでは,to become interested in somethingやto hold tightly to something with your hand, mouth, etcと定義してあります。ここから,得点を決めたMeireles選手が,Tiago選手からのパスを丁寧に扱った気持ちが醸し出されています。パスを受け取るということのみに焦点を当ててしまうとreceiveという単語が思い浮かぶと思いますが,ポルトガル代表がMeireles選手の得点までは苦戦を強いられていたことを考えると,やはりlatch ontoがぴったりです。(ゼミ生persimmon柿生)