常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Stay hungry

Lbow-Shoulderです。
6月14日,2限の勉強会で(毎週月2は勉強会をしています),AG先輩がrecitationを披露してくれました。題材は,Stay hungry, stay foolish.というphraseでお馴染みのApple創始者Steve Jobsスタンフォード大学の卒業式で学生へ送ったスピーチです。
このphraseは6月13日の「NHKスペシャル」で取り上げられたETO’O選手にも通じるものがあります。
http://d.hatena.ne.jp/A30/20100613/1276430484
ETO’O選手の母国カメルーンは決して豊かな国ではありません。一般家庭の平均収入は年間10万円程度。今でこそ年俸10億円プレイヤーのETO’O選手ですが,幼いころは毎日が貧困との闘いでした。物質的に豊かな日本で育ったサッカー選手と意識が違うのは当たり前です。何かを成し遂げた人とそうでない人の違いは,一言で言えば,この「ハングリー精神」ではないでしょうか。
これはスポーツやビジネスに限らず,英語学習にも言えることだと思います。(一部の人を除き)日本人にとって英語は決して生きていくために必要な言語ではありません。一方で英語学習環境には恵まれ,英語に関するあらゆる情報はいとも簡単に手に入れることが出来ます。
だからこそ,何かを成し遂げようと思ったとき,つまり英語をものにしようとしたとき,この「ハングリー精神」をいかに保持し続けるかが,日本で英語を獲得する鍵になると思います。ゼミ生含む周りの人たち,そして何より自分に負けないようStay hungry, stay foolish.の精神で残りの学生生活を過ごしていこうと思いました。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)