camel教育実習12日目

camelです。12日目を終了して実習も残すところ3日になりました。中学校では各教科の授業以外に道徳が設けられています。今日（6月15日）は丁度道徳の授業があり，終了後，自分の指導教諭と職員室に向かう廊下を歩きながら，道徳授業の進め方についてアドバイスをいくつかいただきました。その１つが「生徒と交流しながら自分の生き様を伝える」というものです。教えるプロとして担当教科を教えるのはもちろんの事ですが，人生の先輩として生徒に1つの手本を示すのも大事な教師の仕事であることに気づかされました。教師は担当科目の幅広い知識だけではなく，豊かな人生経験，Total Human Experience（THE）も兼ね備えていなければならないのだと実感しました。
また，以前，田邉先生が教職の授業で「自己開示」（self-disclosure）というキーワードを教えてくださいました。「自己開示」とは自分の経験を紹介しながら，生徒を導いていく方法です。廊下で指導教諭がおっしゃっていた「自分の生き様を伝える」というのは，まさに「自己」を「開示」しながら，生徒の理解を得て行く行為です。実習も残り僅かですが，生徒と一緒に勉強しつつも，何かを生徒に残していきたいと思います。（ゼミ生 camel）