常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

マージン書きということ

辞書紙面の上下にある余白(マージン)はご存じですよね。あそこは引いたときに思いついたこと,感じたことなどをメモってくださいというスペースです。なんて,これは高校教員時代の恩師がそうされていたのを目の当たりにして,それからはじめた習慣です(「受け売りのUG」とお呼び!)。



写真は,もう20年間も「愛してきた」『リーダーズ英和辞典』(初版,研究社)です。どのページもメモで一杯になってしまいました。雑誌や本を読んでいたときに気になった箇所を抜き出して,殴り書いたのです。
今となっては,いつ,どんなときに書いたかなんていう記憶もおぼろげで,引いた単語や表現をすべて覚えているかと言われると...。それでも,このマージン書きには私のいろいろな思いが残っています。学びの証です。英語と真剣に向かい合うためには,長い学習プロセスの中で,辞書とのこんなひとときも必要なのかもしれません。(UG)