常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

卒業(修了)生の近況報告

こんにちは。お忙しいところに失礼いたします。ブログでご活躍の様子,毎日拝見させていただいています。本来なら4月中にお届けするつもりでしたが,本文のような状況でまとまった時間をとることができませんでした。ともあれ,私の拙い文章が、教員を目指す後輩のためになれば幸いです。

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遅くとも朝7時には勤務開始。退勤するのは夜9時を回ってから。教員になって1ヶ月半の間,ほぼ毎日,この生活を続けています。4月1日から,○○市立○○中学校の教諭として着任した私は文字通り右も左もわからない状態で勤務をスタートしました。
教員の仕事は主に,学級経営,教科指導,生徒指導,部活動指導,校務分掌の5つがあります。その中でも私が毎日四苦八苦しているのが,学級,教科,生徒指導の3つです。学級経営は教科,生徒指導の根幹になるものです。学級経営がきちんとできていると,その他の生徒に直接働きかける指導で苦労することが減ります。私は学級経営が一番重要なものであると考え,毎日試行錯誤しながら生徒と接しています。
今のところ休日が一日もない状態でこの2ヶ月を走り続けてきましたが,一日たりとも学校に行きたくないと思った日はありません。ため息をついたり,頭を抱えることもありますが,それ以上に生徒と一緒に過ごす毎日は,私に多くの楽しさや喜びを与えてくれています。しかし,生徒指導に時間を割くことが多く,教材研究などの授業準備にほとんど時間が使えていないのが,一番のストレスです。
「生徒をひきつける,魅力ある授業ができてこそ教師である」と,初任者研修や指導教員から聞かされています。私もそれが真実であると信じて,様々な学力の生徒が混在している教室でいかに生徒が楽しめる授業ができるように,日々の情報収集や,学生時代の講義などで学んだことを振り返るなど,英語科教員としての努力を怠らないようにしています。
特に,田邉先生の講義で学んだことには,本当に助けられる毎日です。あの講義がなければ,恐らくすでに私の授業は生徒の顔がくもってしまう,つまらないものになっていたと思います。田邉先生から学んだことを取り入れ,うまくいけば生徒が笑顔で授業を聞いてくれている,これが私の活力となっています。
これからも生徒のためにいろいろなことを学び続け,教員として成長していきたいと思います。(平成21年度大学院修了Ai)