常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2014-11-26から1日間の記事一覧

seedy underbelly

「内定」に関するthe Japan Timesの記事からの引用です。seedyはもともと「種(たね)の多い[ある]」という意味の形容詞ですが,そこから転じて「いかがわしい」という意味があります(『プログレッシブ英和中辞典』小学館)。 さらにunderbellyは過去にブロ…

shunt

地震で「地盤がずれた」に相当する表現を見つけました。shuntは通常,「〈人・物を〉わきへ押しのける,どかせる,〈問題などを〉そらす」という意味で用いられると理解していましたが,ここでは明らかに「ずれる,動く」ということです。(Starlight)Japan…

give ~ a kick up the backside

マッサンがらみではないでしょうが,ウイスキーの本家,スコットランドがこのところの日本製ウイスキーの質のよさに危機感をいだいているようです。a kick up the backside(the arse)は,俗語で一般には「きびしい批判,非難」("if you give someone a ki…

nomenclature

メルセデスベンツは「2020年までに、30車種以上を世界市場に投入する」とのことで,これは車種名の大幅な変更になります。先生はわけがわからなくなりそうだと述べておられました。ライバルはどう対応するのでしょうか。 ここのnomenclatureは,ラテン語のno…

ruckus 回答

Inahoさんからご指名質問をいただきました。今回は、ruckusの意味についてです。ruckusを(『ウィズダム英和辞典 第2版』三省堂)辞書で引いてみると、ructionの同綴語であることが書かれていました。 そこで、ructionを見てみると「(くだけて)けんか,ご…

flare up#3

エボラウイルスの感染拡大は徐々にではあるが抑えられてきているようです。記事では主にギニアが取り上げられており,南東地区では再発の危機があるものの,ギニア全体で見ると徐々にエボラ感染が減少しているとのことです。ただし,国連のバンベリー・アン…

almond-eyed

ゼミ生が研究室に集まって勉強していた時のことです。ふと、UG先生が某シンガーソング―ライターの名前をおっしゃいました。さらに、“つり長の目”をしていると付け加えられました。“つり長の目”とは一体なんと表現するのでしょうか?答えに行きつかない私たち…

國弘先生 旅立たれる

以下,毎日新聞から。英語の同時通訳の第一人者で元参院議員の國弘正雄氏が25日午後7時56分、老衰のため東京都世田谷区の介護施設で死去した。84歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日、しのぶ会を開く予定。喪主は弟正彦(まさひこ…