常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2012-12-05から1日間の記事一覧

it girl #2

Men who use trains on dates: Please stay single A little while ago, RocketNews24 posted a column on its Japanese site by a writer claiming to be a total “it girl“, the epitome of female sex appeal. The article received quite a bit of atten…

breathe new life into

Minnesotaくんの記事のfollow-upです。NHKのこの文は中村勘三郎さんの経歴をよくまとめている気がしました。 breathe new life intoは新風を吹き込むという意味でしたね。伝統芸能にあらたなdimensionを加えた,そんな人だったからこそ多くの人がその死を悼…

wrongs

オーストラリアの高校で手榴弾を教室に持ち込んだ生徒と同じくらいこのニュースにも驚きました。 wrongsは可算名詞になると「悪事,非行」という意味になります。これもwrongが転用されたものでしょう。Two wrongs don't make a right. ということわざを思い…

bien-pensant/ half house

イングランドの新聞各社では、政治による報道規制の話題で賑わっております。規制について反対の意見をとっている新聞・雑誌がほとんどで、どのメディアも独自の路線で批判をしています。そこで、今回は保守派雑誌のThe Spectatorの記事を扱いたいと思います…

つなぐ

専修大学名誉教授の伊部哲先生のご自宅に行ってきました。ご無沙汰続きだったのにもかかわらず,所蔵されていた書物を処分されるということでお声をかけていただき,厚かましくも200冊近くの本をもらい受けてきました。ほとんどが英語教育関係の洋書と辞…

respiratory problems

また一人,惜しい方が逝ってしまいました。歌舞伎役者の中村勘三郎さんです。享年57歳。勘三郎さんは今年の6月,食道癌(Esophageal cancer)と診断され,療養中でしたが、直接の死因はrespiratory problemsだったとのこと。respiratoryは「《正式》呼吸に関…

divestとinvest

UG先生の記事から、お題を頂いたので自分なりに解釈してみました。 divest - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から2つの単語に共通するのはvestです。いわゆる服の「ベスト」(「チョッキ」という言葉は最近聞きませんね)が日本人には馴染みがあります。 in…

tome

誰か書くと思っていましたが,賞味期限が過ぎてはいけないので私の方でアップしておきます。tomeは以前にも書きましたが,「大著の1冊」という意味ですが,ときにおどけて用いられます。ここは後者で,「今年(一年 総決算)の新語」という意味だろぉ。(UG…

ordnance

このニュースにはぶったまげました。それもshow & tellにもってくるなんて...。オーストラリアの高校もアメリカ並みになってきているのでしょうかね,Othelloくん? (military) ordnanceは「条例」を表すordinanceとしばしば混同される単語です(かく言うわ…

brand

アメリカ議会のバックアップは,中国には大きな釘をさしたことになります。brandは「牛に刻印を押す」というところから来た単語ですが,比喩的に「〜に(〜という)烙印を押す」「人に汚名をきせる」という意味でも用いられることはご存じのことと思います。…

leery of

「〜を警戒して」という表現のバリエーションです。leeryは「 疑い深い,用心深い」が第一義ですが,このようにofをともなって分詞として用いられる場合には,しばしば,「 (…を)用心して,疑って」という意味になります。(UG)Leery of a Merger, a Hosp…

the launch window

windowには「窓」だけではなく,“a time when there is an opportunity to do sth, although it may not last long”(『Oxford現代英英辞典』)という意味があることはブログはもとより、Asahi Weeklyの連載でも取り上げました(8/21/2010)。ここでは「ミサ…

throw sb under the bus/ scapegoat/ offer a goat for

The Guardianの記事から英語表現を拾います。クリスマスにおける男性のファッションについての記事です。記事のthrow sb under the busは、「〜をスケープゴートにする:〜を犠牲にして非難する」という意味です。これについては、英語のwikipediaの説明にて…

loving

Koyamamotoくんと同じ反応がアメリカ人から戻ってきました。この代車は本日,夕方までの命です。その彼からのメールの中にlovingがありました。マクドナルドのCMフレーズでおなじみになったこの表現,loveやlikeなど「状態をあらわす動詞(stative v)は進行…