常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2012-03-12から1日間の記事一覧

come up trumps

またまた宮市亮記事からです。trumpには「最後の手,奥の手」という意味があることから,come up trumpsは「奥の手が(偶然にも)出てきた」と直訳できます。ここから「予想以上に上手くいく,ついている」という意味になりました。これはイギリス英語の口語…

A swallow doesn't make a summer

宮市亮記事の続編です。Coyle said: "A swallow doesn't make a summer — but this was a massive six-pointer. "Had QPR won, they'd have gone five points clear and feeling more comfortable. "We're now above them, out of the relegation zone for t…

save one’s skin(s)

宮市亮の所属するBoltonがQPR相手に,2対1で勝利しました。これで降格圏脱出に望みをつなげています。save one’s skin(s)は「(危険・死などから)なんとか逃れる」という意味の表現です。日本語でも「首の皮1枚つながった」なんて言いますね。ここではまだ…

brush off

本日はロンドン五輪のマラソンの代表が発表日です。昨日はその最終選考レースである名古屋ウィメンズマラソンが開催されました。以下,JT.online(2012/03/12付)の記事より抜粋。 Mayorova wasted little time brushing off Ozaki, taking the tape with a …

bereaved

DY(2012/03/12付)の記事の1面には,昨日行われた政府主催の追悼式のことが記されています。bereaved familyはこれまで何度も目にした表現ですが,bereave([事故や病気などが家族を]奪う)という語を見ると,震災はまさにそれに当たるなと改めて感じます…