常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Persimmon 柿生講座#2「no-frills」

ブラジル対チリ戦第2弾です。 田邉先生に教えていただいた「名よりも実」に関連した表現をTHE DAILY YOMIURI(6/30/10付け)で発見しましたのでご紹介します。以下の英文をご覧ください。 However, if the Brazilians put in a similarly pragmatic display …

sub-

こんばんは。実はハーフマラソンとフルマラソンの完走経験があるgachaです。今日はマラソンに関係した用語を1つご紹介したいと思います。以前,テレビを観ていた時,タレントの安田美佐子さんが今年の目標の1つに,“サブ・フォー”を挙げていました。今回はこ…

夏が近づくに連れて,眠りにつきにくい熱帯夜(a sultry night)が多くなります。夏の季節,暑くてなかなか寝付けない方もおられるのではないでしょうか。しかし,夜の安眠を妨げるのは暑さだけではありません。暑さと同じくらい安眠を妨害するのが「蚊(mos…

学会のお知らせ

日本実験言語学会第3回大会 “The Japan Experimental Linguistics Society”(JELS)日時:2010年8月26日(木)10:30〜17:50 (10:15より受付開始) 場所:専修大学神田キャンパス 7号館(大学院棟) 〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8 神保町駅(地下鉄/…

ロッペンvsロッベン

サッカーオランダ代表のエースArjen Robben選手。28日スロバキア戦ではスタメンに復帰し,ゴールを奪う活躍を見せています。各紙がRobben選手の活躍を報じていますが,日本の新聞のほとんどは「ロッベン」と記しています。しかし,以前ニュースではアナウン…

Waiting game

本日のDY(6/30)の23面にサッカーEngland代表のCapello監督の進退問題が取り上げられていました。監督はまだ任期が2年残っていますが,今回のW杯での成績不振から,イングランドサッカー協会(the Football Association)は,今後2週間にわたり今回の代表…

American power, waxing on and off

本日のDY(6/30)に,映画The Karate Kid(邦題『ベスト・キッド』)がリメイク(remake)されるという記事がありました。その見出しが以下のものです。 American power, waxing on and off まずwaxには「〈勢力感情などが〉増大する, 大きくなる;〈月が〉…

shake like jelly

こんにちは。Temple Gateです。 一昨日テレビのチャンネルを変えている時に出会った表現を紹介します。 私が偶然見た番組とは,インテリ芸能人と言われる人々がクイズに答えるというものでした。そこでの問題は「『子犬が震える』とは英語でいうとどのように…

earth

Lbow-Shoulderです。 パラグアイ戦は惜しかったですね。サッカーが大盛り上がりの中,米大リーグにはとても落ち込んでいる投手がいます。それは,N.Y. Mets’のR.A. Dickey選手です。彼はなぜ落ち込んでいるのでしょうか。以下は自分が読んだNY DailyNews.com…

Persimmon柿生講座#1「Substance over style」

今大会のW杯はイタリア・フランスがグループリーグ敗退するという波乱続きです。その中でもブラジルは実力を十二分に発揮しています。その証左ともいう試合がベスト8を決めるチリ戦でした。結果はブラジルが3-0という圧倒的な差を見せつけた形となりましたが…

Persimmon柿生講座#4「みんなが同じ方向を向いている」

いよいよ今日は運命のパラグアイ戦です。昔,中高生の時に部活等を経験しているみなさんならお分かりだと思いますが,厳しい試合に勝つためにはチーム全体が同じ方向を向いていないといけません。では「みんなが同じ方向を向いている」を英語では何と言うで…

Persimmon柿生講座#3「scrappy」

パラグアイ戦前夜記事について第2弾です。THE DAILY YOMIURI(6/29/10付け)の記事に以前パラグアイでプレーした経験のある廣山望選手のコメントが載っていました。その中で廣山選手はParaguay tends to play a scrappy styleと評しています。今回取り上げる…

Persimmon柿生講座#2「winner-take-all」

今夜(6/29/10)は運命のパラグアイ戦です。日本代表の選手はいい緊張感で調整をしているでしょう。選手の決戦前の様子がTHE DAILY YOMIURI(6/29/10付け)で取り上げられています。その中で中澤選手のコメントの興味深い表現を発見しました。“It’ll be the …

Persimmon柿生講座#1「regift続編」

ご指名質問#36の答えに補足説明を付け加えておきます。「使いまわす」をregiftで表現するとご紹介しましたが,この訳は100%日本語のニュアンスを含んでいるとは残念ながら言えません。なぜならば,日本と欧米(英語圏)とでは贈り物の習慣が大きく異なるか…

price

いよいよ高速道路無料化の試験プログラム(pilot program)が始まりました。これにより全国にある高速道路の約20パーセントが無料になります。THE DAILY YOMIURI(06/29/10付け)は見出しでそれを以下のように伝えています。 Toll-free expressways, but at wh…

蒸し暑い

梅雨入りして雨の日が多くなってきました。雨の日が多くなるとそれに伴って自然と上がるのが湿気です。しかも,気温も高いために肌にまとわりつくような感覚がします。これは暑い季節,海に囲まれた島国の定めかもしれません。 さて「蒸し暑い」とは英語でな…

銭湯

おととい(6/27),父と二人で実家近くの銭湯に行ってきたgachaです。今まで銭湯にはあまり行った記憶はありませんが,入ってみるとどこか懐かしい感じになりました。今日のTHE DAILY YOMIURI(6月29日付け)にはアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『Depart…

From Oregon, with love

Here's another report from Eugene, Oregon. Do write back to him. He's been there long enough to miss you guys. (UG) Korean culture Shohei Korea is like a sister country to Japan. I see lots of Korean exchange students in the University of …

今にも崩れそうな天気

今日の天気は少し異様でしたね。日中は一歩外に出るだけで,まさに赤道直下にでもいるような蒸し蒸しした空気が立ち込めていました。さらに,田邉先生が4時限目の授業を終えられ,御帰りになられる頃の空はもう暗く,雷も鳴り,今にもひと雨きそうな感じでし…

ご指名質問#36に挑戦!!

質問は,人からいただいたものをそのまま他の人へ送る「回す」を英語で何と言うのでしょうかということでした。まず,辞書に頼らずに自分だったらどうやって訳すだろうと考えてみました。思いついたのは,I give the souvenir I received from someone to an…

Oh Susannna!

これも田邉先生にいただいた「朝日新聞」(6/26)からです。みなさんは日本に紹介された最初のfolk songを何かご存知ですか?それは「アメリカ音楽の父」と処されるStephen Collins Fosterの“Oh Susannna!”(邦題「おお!スザンナ」)です。そして同紙によれ…

ご指名質問#36 Persimmonくんへ

先日,鎌倉に実家を構える友人からおみやげをいただきました。以前静岡みやげでお茶をあげたお礼だそうです。地元のおみやげとのことですが,中をみると新宿にある某菓子店のものでした。どういう経緯かはわかりませんが,もしかしたら,友人が誰か他の人か…

LL外国語教育研究会(Reminder)

"Why is /nait/ spelled “night”? A lesson on the difference between English pronunciation and spelling"(「英語の発音と綴り字はどうして異なるのか」)演者:Prof. Stanley Whitley(Department of Romance Languages, Wake Forest University)司会…

美しすぎるウグイス嬢

今朝,田邉先生に教えていただいた話ですが,参議院選挙で「美人すぎるウグイス嬢」が話題になっているそうです。「スポーツニッポン」(6/26)をチェックすると,28面にその記事はありました。話題となっているのは新党改革から立候補している鳩山太郎氏の…

Persimmon柿生講座#3「kick around the park」

お次の英語表現は,ブラジル対ポルトガルの注目の一戦を扱った記事からです。 今回の対戦結果は0対0でしたが,1966年のイングランド大会では3対1でポルトガルが勝利していました。そのことについてTHE DAILY YOMIURI(6/27/10付け)が以下のように書いていま…

Persimmon柿生講座#2「under one’s belt」

スペイン対チリ戦の記事からの英語表現第2弾です。 なんとかグループリーグを突破したスペイン。しかし肝心の中心選手の調子は悪く,特にトーレス選手やイニエスタ選手の調子が良くありません。そうなると,普通はメンバーから外されるのですが,彼らは試合…

Persimmon柿生講座#1「mouth watering clash」

グループリーグ終わり,決勝トーナメント(knockout phase)が始まりました。その中でもスペイン対ポルトガルはサッカーファンにとっては「たまらない一戦」です。では,この「たまらない一戦」を英語では何と言うでしょうか? その答えはTHE DAILY YOMIURI…

Leave no stone unturned#2

今日のAG君の記事を見て、日を遡ること約3週間,教育実習初日に指導教諭の先生から言われた一言を思い出しました。 http://d.hatena.ne.jp/A30/20100627/1277593037 「知っている」という感覚は,やはり知識を頭に定着する上で大切な事のように思います。以下…

教育実習を終えて

三週間,高校に教育実習に行って来ました。授業が毎日3,4コマあり,準備や反省と大変でしたが,部活にも参加することができとても楽しい三週間でした。実習の中で感じたことは,教えることは本当に難しいということです。何時間も授業準備をしても,実際…

Don't spend it all in one place

THE DAILY YOMIURI(06/27/10付け)の記事からもう一つ気になる表現を見つけました。 世界最大の金の硬貨が競売にかけられました。しかもただの金ではなくて999.9/1000の純金(pure gold)です。オークションで勝ったのはスペインの純金を扱う貿易会社で,約32…